フリーエンジニア視点からのSEという職業考察

「安く仕入れて高く売る」ためにSEの人件費が削られている?フリーエンジニア視点でのSEの給料事情

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フリーエンジニア視点でのSEの給料事情

システム開発における原価の大半は人件費。つまり、SEやプログラマの給料です。会社の利益は売上を上げて原価とコストを下げることで増加しますよね。巨額の資本と多数の技術者を抱える巨大企業ならばともかく、ほとんどのSEは中小企業、ベンチャー企業などで働いていることでしょう。営利目的の企業は、売上と利益を増やすために必死です。シンプルに言えば、高い金額の受注を多くとり、仕入れ等の原価やコストをできるだけおさえれば良い、ということになります。これをシステム開発にあてはめて考えましょう。

フリーエンジニア視点でのSEの給料事情

会社は売上がほしいから

高い金額の受注を多くとるために、中小・ベンチャー企業は少々無理のある案件でも、受注できるものは受注します。経営が逼迫すればするほど、短納期な案件なども節操無く受注せざるを得なくなります。その節操なく受けた「少々の無理」が複数重なり、「無茶」となって現場のSE・プログラマなど開発者たちに丸ごとのしかかってきます。

会社は利益を上げたいから

そうしてとってきた受注案件で、少しでも利益を出すために、原価とコストを何とかおさえようとします。開発案件にかかる大きなコストは人件費。SEやプログラマなど開発者たちの給料です。開発者たちの給料をおさえるために効率的な給与制度が今はやりの「年俸制」です。徹夜作業や休日出勤は日常茶飯事の開発者たち。その残業代や休日出勤手当、深夜残業手当を律儀に支給するよりも、賞与までも含めた年間報酬でまとめてしまった方が、企業側としては結果的に人件費はおさえられる場合が多いということです。中には、次から次へと若くて体力もあり、賃金も安いSEを使いまわすようなブラック企業があることも確かです。そういう企業は、社員を大切にしません。心身ともにボロボロになるまで使われた挙句、捨てられる。そんな目にあわないよう、くれぐれも注意しなければなりません。SEもプログラマも手に職を持つ、いわば職人です。自分の身は自分で守る知恵も必要です。

SEは、激務のわりに報われない

年齢や企業規模によっても違いはありますが、会社員SEの平均年収は、おおよそ500~600万円と言われています。もちろんこれは、残業手当なども全て含めた金額です。徹夜作業、休日出勤はザラにあり、代休を取るのが精一杯で有給休暇は溜まりっぱなし。SEという仕事は、頭脳労働であると同時に体力仕事でもあります。それなりの勉強期間や研修期間などを経て専門知識と技術を身につけなければできない業務であるにも関わらず、報われていないというのが実情です。

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